10月12日・13日の連休を利用し、毎年恒例の役職者研修を行いました。
今回は『無事故意識の強化を図る』ことを目的に、1985年に発生した日本航空123便の墜落現場である群馬県上野村 御巣鷹の尾根へ慰霊登山を行いました。
早朝に各営業所を出発し、途中のサービスエリアで出発式を行ったあと、全員で群馬県上野村へ向かいました。
登山口より入山し、御巣鷹山慰霊碑(昇魂之碑)で献花黙祷を捧げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、参加者のそれぞれが無事故への誓いを立てました。
また偶然その時にお仕事中だった御巣鷹の尾根の管理人の方が、ご好意で墜落時とその直後の状況を詳しくお話ししてくださいました。
お忙しい中にも関わらず快くお引き受けくださり、誠にありがとうございました。
下山後に昼食をとり、宿泊地である上野村の「まほーばの森」へ移動して、関東一の鍾乳洞である 「不二洞」 を見学しました。
その後の懇親会並びにキャンプファイヤーにおいて、今後の自分を成長させるべく決意を発表し、お互いを激励し合いました。
2日目は世界遺産に登録された群馬県の富岡製糸場を訪れました。
参加者のひとりは、
「日本の産業が発展していく様子を目の当たりにし、当社も同じように発展するよう自分も精一杯貢献したいです。」
と話していました。
御巣鷹の尾根での事故の凄惨さに全員が息を呑み、おなじ交通事業に携わる者として改めて襟を正し、決して事故を起こしてはならないという気持ちをより強くすることができた、大変意義のある研修になりました。
これからも様々な取り組みは勿論、日々の業務を通して役職者だけでなく従業員の全員が一丸となって安全を追求し、顧客満足度を向上させるべく努力を続けてまいります。