冷蔵・冷凍製品の輸送でよくある失敗|物流会社を選ぶポイントも解説
 
                    冷蔵・冷凍製品は、わずかなミスによって品質の劣化やクレームにより信頼の低下など、さまざまなリスクが生じます。
そのため、外部委託をしたくても「適切な管理をしてくれるか」「指示など余計な負担が生じないか」といったお悩みから、委託を躊躇してまう企業は少なくありません。
そこで本記事では、冷蔵・冷凍製品の輸送でよくある失敗例と、外部委託する際に気をつけていただきたいポイントを詳しく解説します。
あわせて、東亜物流株式会社がご提供しているサービス「冷蔵・冷凍輸送プラン」のご紹介もするので、「自社製品を適切な管理下で輸送してほしい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
Contents
冷凍・冷蔵品の輸送でよくある失敗例
冷凍や冷蔵の設定がされている製品の輸送では、次のような失敗が多く見受けられます。
温度管理不足による品質事故
冷蔵や冷凍保管の製品は、保管温度が設定されているため、依頼先が指示通りに温度設定を行わないと製品の品質劣化を招くリスクがあります。
そのため、例えば食品が傷んで商品として流通できなくなってしまったり、医薬品としての効果が薄れ、医療機関に大きな影響を及ぼしたりするといったトラブルがあります。
冷蔵と冷凍の車両選定ミス
冷凍製品を冷蔵車で、また冷蔵製品を冷凍車ではこんでしまうといった車両選定ミスもよくあるトラブルです。
特に、冷凍保管の食品を冷蔵車で、もしくは通常の車両で輸送してしまった場合、輸送中に解けてしまい、腐敗して健康被害が起きるリスクが高まります。
過去には、おせち料理が腐敗するといった事件が実際に起こっており、大きな社会問題となりました。
ピッキング・仕分けミスによる誤出荷や誤配送
輸送だけでなく、倉庫からのピッキングや配送拠点での仕分け業務も委託する場合、委託先企業が作業に慣れていないと誤出荷や誤配送といったトラブルもよく見受けられます。
誤出荷や誤配送は、委託する側の責任問題となり、企業としての信頼低下につながる恐れがあります。
冷蔵・冷凍品の輸送を委託する物流会社選びのポイント
冷蔵・冷凍品の輸送を外部委託する際は、トラブルを回避するためにも次のポイントを抑えたうえで委託先を探すことが大切です。
適切な車両を用意してもらえるか
冷蔵品には冷蔵車を、冷凍品には冷凍車と、製品に適した車両をしっかり用意してくれるかどうかは非常に重要なポイントです。
「繁忙期で車両が足りないから」などと、希望と異なる車両が使われるようなことがないかなど、しっかりと確認をしておくようにしましょう。
自社のルールに則った温度管理をしてもらえるか
製品の保管温度は、明確なルールが定められていることがほとんどです。
自社のルールをしっかりと伝えたうえで、ルールに則った温度管理が行えるか、どのように管理しているのかを必ず確認しましょう。
また、在庫品や持ち戻り品の保管も依頼する場合は、保管場所の温度管理もしっかり確認しておくことが大切です。
ピッキングや仕分けスキルのある人材を用意してもらえるか
経験や知識のない人材がピッキングや仕分け作業を行う場合、誤出荷や誤配送の原因となります。
そのため、輸送前の段階から委託する場合はどのような人材が対応してくれるのか、どのような教育を行っているかなど、輸送だけでなく倉庫業務に関することも必ず確認を行いましょう。
冷蔵・冷凍品の輸送なら東亜物流の「冷蔵・冷凍輸送プラン」をご利用ください!
東亜物流では、冷蔵・冷凍品の輸送に特化したサービス「冷蔵・冷凍輸送プラン」をご提供しております。
チルド・冷凍・常温製品の三温度帯(〜-35℃まで対応可能)への対応はもちろん、センターでピッキングや仕分け作業の実務経験を積んだドライバーが担当するため、自社スタッフと同じように依頼をしていただくことができます。
また、首都圏であれば24時間365日対応可能な輸送ネットワークを構築しておりますので、「急ぎで追加配送をお願いしたい」「製品が足りなくなったのですぐに持ってきてほしい」といったご依頼にも対応しております。
冷蔵・冷凍品を、「ルールに則った温度管理で安全・確実に運んでほしい」「ピッキングや仕分けなども含めて物流面を総合的にお願いしたい」といったご希望のある方は、ぜひ東亜物流にお任せください。
まとめ
冷蔵・冷凍品の輸送を外部委託する場合、適切な管理で対応してくれる企業を選ばないと、製品の品質低下を招き、最悪の場合は腐敗して健康被害が及ぶなど、社会問題へと発展する可能性があります。
「自社の決めたルールを守って輸送してほしい」「物流業務を一貫して委託したい」とお考えの方は、ぜひ東亜物流の「冷蔵・冷凍輸送プラン」をご利用ください。
食品はもちろん、温度管理が重要な医薬品など、さまざまな製品を安全に。そして確実にお届けいたします。
こちらの記事でも、物流業界が抱える課題について解説しておりますのでご参考にしてください。
 
                                


