流通加工とは|業務内容や種類・メリットを解説

2026.01.22
流通加工とは|業務内容や種類・メリットを解説

ラベル貼りや検品、セット組みといった細やかな流通加工業務は、商品の魅力を引き出すだけでなく、リードタイムの短縮やコスト削減にも直結する非常に重要な役割を担っています。

特に、近年では急激な物量増加によって配送が間に合わないなどの問題が深刻化しており、より効率よくユーザーへと届けることが重要な課題となっています。

そこで本記事では、流通加工の基礎知識やメリットを詳しく解説します。

流通加工の種類と主な業務内容

流通加工とは、商品が生産者から消費者の手に渡るまでの流通過程において、商品の価値を高めたり、流通に適した状態に整えるために行われるさまざまな加工作業のことです。

流通加工は、主に物流倉庫やセンター、物流倉庫などで行われ、生産加工と販促加工に分けられます。

生産加工

生産加工は、商品に対して直接的な加工を行う作業で、主に以下のような業務が挙げられます。

  • カッティング:商品を指定の大きさや形状に切り分ける作業
  • プレス:衣服のシワをアイロンなどで伸ばす作業
  • 丁合(ちょうあい):複数枚の書類をページ順に揃える作業
  • アセンブリ:箱や部品を組み立てて完成品にする作業

販促加工

販促加工とは、販売促進のための付加価値付けをするための加工で、主に以下のような業務が挙げられます。

  • ラベリング:商品へのタグ付けやラベル貼りなどの作業
  • アソート:複数の商品を詰め合わせて1つの商品にする作業
  • バンドル:複数の異なる商品をセット商品にする作業
  • シュリンク:専用のフィルムで商品を包み、熱で密封する作業
  • 包装:商品を包装紙などで包む作業

流通加工の主なメリット

流通加工を取り入れることにより、次のようなメリットを得ることができます。

  • 付加価値と顧客満足度の向上
  • 店舗・自社の負担軽減と効率化
  • 流通の効率化
  • 品質の維持・向上

付加価値と顧客満足度の向上

プレゼント用のラッピング、福袋やキャンペーン商品のセット組みなどを流通加工で行うことで商品価値を高め、顧客満足度を高める効果が期待できます。

店舗・自社の負担軽減と効率化

これまで加工業務を自社で賄ってきた、または小売店舗で行っていた場合、作業を物流拠点で一括して対応することで作業負担を軽減し、業務の効率化を図ることが可能です。

流通の効率化

流通加工を取り入れることにより、無駄な横持ち輸送の削減やリードタイム(納品までの時間)の短縮が可能です。

その結果、ドライバーの拘束時間などさまざまな課題を抱える物流事業において、スムーズで効率的な物流を実現することができます。

品質の維持・向上

流通加工の業務の一つである検品作業を通じて不良品を取り除き、商品の信頼性と品質を確保。さらに改善を重ねることによって、これまで以上の品質を目指すこともできます。

流通加工を外部委託するメリット

流通加工業務を自社で賄うケースもありますが、実際には外部委託した方が多くのメリットを期待することができます。

外部委託することによって得られるメリットをご紹介します。

社員がコア業務に集中できる

自社スタッフによって加工業務を行っている場合、新たなスタッフの採用や教育業務、シフト管理などさまざまな付帯業務が必要になります。

しかし、流通加工を外部委託することによってこれらの業務が必要なくなり、これまで加工業務に携わってきたスタッフが利益に直結するコア業務に専念できるようになります。

コスト削減

通常、自社スタッフで流通加工を行う場合は物量の変化に関係なく一定の人件費などが必要になります。

外部委託であれば作業した分の費用(変動費)で済むため、物量の増減に柔軟に対応でき、無駄なコストを大幅にカットすることが可能です。

リードタイムの短縮

流通加工を委託できる企業の多くは、倉庫内でそのまま「検品・加工・梱包」を行い、即出荷できる体制が整えられています。

そのため、発注から納品までのリードタイムを大幅に短縮できる可能性が高まります。

プロによる品質管理

流通加工を受託している企業には熟練のスタッフが多く在籍しています。

経験豊かな検品工程を挟むことで初期不良や誤送を防ぎ、商品やブランドの信頼性を高めることができます。

柔軟な対応力

配送する物量は、季節によるニーズの変化やキャンペーンなど、さまざまな要因が絡み合っているため一年のなかで大きく変動します。

しかし、前述したとおり自社で流通加工を行う場合、物量に関係なく一定の人件費が必要になります。

流通加工を外部委託すれば、季節ごとのキャンペーンなど、物量の増減に合わせた作業量、人員の調整が可能など柔軟な対応ができるため、無駄なコストを抑えつつ、必要なときに、必要な作業を依頼することができます。

東亜物流で実際に行っている流通加工の事例

東亜物流では、これまで数多くの企業様から流通加工のご依頼をいただいてまいりました。

実際に対応させていただいてきた流通加工の一部をご紹介します。

東亜物流の流通加工サービスの事例

流通加工サービスなら東亜物流までご連絡ください!

東亜物流では、流通加工に精通したベテランスタッフが多数在籍しており、シーズンによるニーズの変化や作業の幅が広いアパレル関連商品など、幅広い製品の流通加工をスピーディかつ柔軟に対応しております。

「急な大量オーダーで、とてもじゃないけど自社だけでは間に合わない」
「セット物だから、ピッキングも大変」
「お歳暮やお中元シーズンの仕掛けを手伝って欲しい」

このようなお悩みのある企業様は、ぜひ東亜物流の「流通加工サービス」までご相談ください。

あらゆる商品の流通加工について、ロット数に関わらずお手伝いさせていただきます。

まとめ

商品の流通過程において、流通加工業務の効率化は非常に重要な役割をになっています。

しかし、流通加工を自社だけで行った場合、急な物量増への対応が難しい、物量に関係なく人的コストが発生するなど、さまざまな課題を抱えることになります。

流通加工を効率化し、さらにコスト削減も目指したいとお考えの企業様は、まずはお気軽に東亜物流までご相談ください。

「丁寧に、そして迅速に」をモットーに、お客様の商品を確実に加工させていただきます。